『味噌作りにチャレンジしてみたいけど、なかなか時間が作れない』
『材料をそろえたり、大豆の下ごしらえがめんどくさそう』
『不器用で、上手に作れる自信がない』
そんなお悩みを抱えていませんか?
そんなあなたにぜひオススメしたいのが、Oisixの手作り味噌キット。
私も味噌作りにはずっと興味があったんですが、正直面倒くさそうなイメージがありました。
[chat face=”hoho.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]そんな時にOisixで販売されている「手作り味噌Kit」を見つけ、チャレンジしてみました[/chat]
Oisixの味噌Kitは必要な材料がすべてそろって、しかも下ごしらえ済みなので、気軽に挑戦できます。
たった40分であっという間に完成するのも魅力。
お子さんがいる方は、一緒に楽しんで作れますよ。
今回は
- Oisix(オイシックス)の「手作り味噌キット」を使った感想
- Oisix手作り味噌キットの内容と作り方手順
- 自分で準備するもの・あったら便利なもの
- 味噌作りキットにちょうどいい容器の大きさ・容量
について、お伝えします。
[chat face=”tehe.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]読み終わった頃には、あなたも味噌作りをしてみたくなるはずです![/chat]
オイシックスの味噌キット
2月半ば、冷蔵便で届きました。
Oisixの味噌キットは期間限定商品なので、常に購入できるわけではありません。
だいたい1月から予約を受け付けていて、届くの2月の半ばくらいです。
一般的に味噌の仕込みは、その時期のようです。
[chat face=”niko.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]早期予約特典で割引があるので、ぜひ予約を狙ってみてね[/chat]
1つのKitで、2kg分作れます。
もっとたくさん作りたい人は、複数個買うといいですね。
[box05 title=”キット内容”]
- 大豆1kg
- 米麹800g
- 塩200g
- 説明書
[/box05]
すべて国産かつ有機栽培のものなので、安心して家族にも食べさせられます。
さすがOisix!
容器がついたセットも売られていますが、私はあえて「容器なし」を購入しました。
①大豆1kg
本来だったら、大豆を丸1日水に浸し、アクを取りながら3時間ほど煮る作業があります。
[chat face=”odo.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]2日がかり![/chat]
けれどOisixのキットなら、すでに煮た状態の大豆が届くのでかなり時短できます。
大豆の袋にもレシピが載ってますが、Oisixのレシピを優先して作りましょう。
②麹800g
レシピどおり800g分の米麹が入っているので、すべて使用します。
余らないから保管やその後の使い道にも困らなくていいですね。
③塩200g
「天海の塩」という粗塩がセットに入っていました。
こちらもレシピ分量どおり200g入っているので、すべて使います。
④説明書
作り方を、画像とともに詳しく説明してくれています。
途中の工程で、子どもと一緒にできそうなところは、「お子さまお手伝い」のマークがついています。
[chat face=”niko.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]一緒に味噌を作ることは、食育にもよさそう[/chat]
カビが生えた時の対処法など、トラブルが起きた時の対処法もしっかり書かれています。
完成した後のアレンジレシピも載っているので、できあがった未来を想像してワクワクします。
この説明書は永久保存版!
準備するもの
自分で準備するものは
- 大きめのボウル
- 保存容器(7ℓ程度)
- 大豆を湯煎する鍋
- ラップ
- 麺棒(あったら便利)
- エプロン
大きめのボウル
2kg分の材料を最終的に混ぜるため、大きめのボウルが必要です。
私は直径22cmのお菓子作り用のボウルを使いました。
それでもやや小さく感じたので、22cm以上のものにした方がよさそうです。
[chat face=”ase.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]小さいと混ぜづらく、こぼしてしまいがち[/chat]
保存容器
一般的には、味噌ツボだったりプラスティックのタルを使うことが多いですよね。
Oisixでも、容器付きの味噌づくりセットが販売されています。
でも置き場所もなかなかないし、見た目もイマイチ。
最終的に出来上がった味噌は冷蔵庫に移すので、冷蔵庫に入る大きさ&形がベスト。
[chat face=”hira.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]そこで私は、無印のホーロー容器を使いました[/chat]
バルブ付き密閉ホーロー保存容器(深型・大)という商品です。
密閉できる仕様なので、空気が最大の敵の味噌作りには最適!
ちなみに、この無印の深型・大1個で2kg分の味噌をピッタリ入れることができました。
大豆を湯煎する鍋
大豆を袋ごと湯煎するための鍋です。
私は、ティファールの深型フライパンを使いました。
袋全体が漬かる方がいいので、フライパンがおすすめです。
ラップ
味噌の表面を覆うために使います。
スキマができない方がいいので、大きめのラップがいいと思います。
麺棒
麺棒はなくてもいいのですが、大豆をつぶす時にとても便利でした。
湯煎した大豆を袋の上からつぶすので、やけど防止にもなります。
百均の麺棒で充分です。
エプロン
味噌作りは、思っている以上に服が汚れます。
特に味噌と麹をまぜる工程と味噌を丸める工程は、飛び散ります。
汚れてもいい服装か、エプロンを推奨します(個人的に)
[chat face=”koma.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]完全にナメていた私は、白Tシャツで挑んで激しく後悔…[/chat]
お子さんと一緒にやるのであれば、汚しても後悔しない服装にしましょう。
40分でできる味噌づくりの手順
作り方は9ステップ。
工程が多いように見えるかもしれませんが、大人一人で40分ほどで作ることができました。
- 下準備
- 容器の消毒
- 大豆を湯煎
- 麹と塩を混ぜる(塩切り)
- 大豆をつぶす
- 大豆と④を混ぜる
- 容器につめる
- 表面に塩をふる
- 重しを載せて保存する
順番に説明していきます。
①下準備
- 手をしっかり洗う
- 使うボウル、保存容器はしっかり洗って乾かしておく
- 作業する場所にラップを敷く(汚れ防止)
雑菌がつくと腐敗の原因になります。
しっかりと手を洗いましょう。
使う器具(ボウル、保存容器)は、洗剤で洗って水分をふき取っておきます。
また、思っている以上に汚れますので、作業台にはラップを敷いておきましょう。
[chat face=”ase.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]私はOisixの忠告を聞かなかったため、後片付けが大変でした[/chat]
この惨状…
②容器の消毒
まずは大豆を湯煎をするためのお湯を沸かします。
沸騰したお湯を少量お玉ですくい取り、保存容器の内側にまわしかけて熱湯消毒をします。
フタの内側も忘れずに!
消毒後はキッチンペーパーなどで、水分をしっかりふき取りましょう。
[chat face=”hoho.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]ちなみに、アルコール消毒でもOK[/chat]
予備で買っておいたホーロー容器も、消毒しましたが出番がありませんでした。
③大豆を湯煎
袋ごと入れて湯煎をします。
火加減は中火。
まず5分、裏返してさらに5分、トータル10分湯煎します。
④麹と塩を混ぜる(塩切り)
先に大さじ2の塩を取り分けておきます。
この塩は、工程⑧で使います。
米麹をボウルに入れて、手でほぐします。
固まっている部分がないように丁寧に。
ほぐれたら残りの塩を投入。
手ですり合わせるように、塩と麹をなじませます。
⑤大豆をつぶす
湯煎し終わった大豆の粗熱をとります。
湯煎直後はとっても熱いので注意!
手で触れるくらいの熱さになったら、袋の上から大豆をつぶします。
袋は丈夫なので、ちょっとやそっとではやぶれません。
[chat face=”tehe.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]日頃のストレスを解消するチャンスです[/chat]
麺棒があるとムラなくつぶせて便利でした。
けっこう重労働!
真冬でしたが、汗をかきました。
しっかり細かくつぶした方が麹と混ざりやすくなるので、ファイトです!
⑥大豆と④を混ぜる
大豆の袋をやぶって、塩・麹のボウルに移します。
粘り気があってなかなか出てこなかったので急遽、熱湯消毒したスプーンでかきだしました。
豆腐のような独特な匂いがします。
ここからは塩&麹とひたすら手でなじませる作業。
[chat face=”niko.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]最初はなかなか馴染まずに大変ですが、だんだん一つにまとまってきますよ[/chat]
⑦容器につめる
まとまったら、野球ボールくらいの大きさに丸めます。
保存容器の底にぶつけるように敷き詰めていきます。
こうすることで、空気が抜けてカビが生えにくくなるんだそう。
[chat face=”hoho.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]保存容器が吹っ飛びますので、しっかり押さえながらたたきつけましょう[/chat]
ギュギュっと空気を抜くように押し付けながら入れていきます。
最後は表面を平らにならしましょう。
角や端っこもしっかり平らにします。
⑧表面に塩をふり、ラップする
取り分けておいた大さじ2の塩を表面にふりかけます。
[chat face=”hoho.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]特にカビが生えやすいフチの部分には、念入りに塩をかけます[/chat]
容器の内側についた味噌は、カビの原因のなるのでふき取りましょう。
表面にラップをして空気に触れないようにします。
できるだけ空気が入らないように、ピッタリくっつけましょう。
⑨重しを載せて保存する
ラップの上から重しを乗せます。
私はちょうどいい重しがなかったので、ビニールに塩を入れて上に敷きました。
パイを焼く時の重りをビニールに入れて、上に置いてもいいですね。
ちなみに、この重りは味噌とラップをしっかり密着させるためのものだそうです。
[chat face=”niko.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]以上で仕込みは完成![/chat]
保管場所
涼しく、直射日光が当たらない場所で保管します。
できるだけ温度変化が少なくて風通しがいい場所がいいらしいので、シンク下や床下収納に入れておく人が多いようです。
我が家のシンク下はジメジメしているので、食器棚の上に置きました。
エアコンの風がかすかに届くので、風通しはいいはず!
梅雨の時期は一度フタを開けてチェックをし、カビがたくさん生えているようだったら、場所を変えた方がいいようです。
手作り味噌の食べごろ
仕込んで半年~1年ほどで出来上がり!
味見をしてみて好みの味に仕上がったら、そのタイミングで冷蔵庫に移します。
Oisixの味噌作り説明書には、できあがった後のアレンジレシピも載っているので、楽しみが広がりますね。
トラブルの対策
自家製の味噌作りにトラブルはつきもの。
多いのが以下2つのトラブルです。
1.カビが生えても慌てない!
手作り味噌は防腐剤を使っていないため、カビが生えることがあります。
[chat face=”niko.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]でも慌てなくて大丈夫![/chat]
熟成途中でカビらしきものが発生しても、基本的にはそのまま様子をみます。
なぜなら、カビが生えた=失敗というわけではないから。
- 白カビ⇒酵母なので害なし
- 青カビ⇒取り除けばOK
- 黒カビ⇒取り除けばOK
味噌づくりのベテランでも、カビを完全に生やさず作ることは難しいそう。
とは言え、カビは生えないにこしたことはないので、あまりにカビが多い場合は湿度が低い場所に移動させるなど、工夫をしましょう。
あまりにカビの発生がひどい場合は、途中でカビ部分を取り除けばいいそうです。
カビが生えた部分を2cmほどの厚みで取り除けばOK!
取り除いた後は空気に触れないよう、再びラップと重しをのせて熟成を再開させます。
2.腐る・納豆菌
どこからか菌が付着して、まれに腐敗してしまうことも。
[chat face=”koma.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]その時は臭いですぐにわかるそうです[/chat]
腐った臭い、もしくは納豆のような臭いがした場合は、残念ながらリカバリーできません。
あきらめて、捨てましょう。
[chat face=”hoho.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”red” bg=”none”]悲しいけれど、また次の年にリベンジ![/chat]
オイシックスの味噌キットで、自家製の味噌を手作りしよう
Oisixの味噌Kitは、材料がすべてそろっているので手軽に作れました。
注意すべきポイントが丁寧に解説されているので、迷わずに作業できます。
しかも時間も40分とかなり時短!
お子さんと一緒に作っても、集中力が切れる前に作業が完了します。
家族の口に入るものを手作りすることは、食育にもよさそうですね。
完成をしたら、また改めて感想を追記しようと思います。
追記:完成しました
仕込みから10カ月がたちました。
梅雨の湿気が多い時期に一度開封して中身を確認しましたが、白いカビのようなものがチラホラ。
[chat face=”niko.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”red” bg=”none”]実はカビではなく酵母なので、熟成が順調な証拠です[/chat]
その後も2回ほどチェックしましたが、激しくカビることはなかったのでそのまま見守っていました。
フタを開けたとたんに、味噌の香ばしい匂いが鼻をくすぐります。
表面には白い酵母と、ほんの少し青カビらしきものが。
どちらも食べても害があるわけではありませんが、風味は悪いのでスプーンでそぎ取りました。
もっと熟成を進めたい場合は、また常温で保管します。
私はここで発酵をストップさせたかったので、冷蔵庫にうつしました。
食べる分だけ別の容器に移し替えると、便利です。
[chat face=”tehe.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”red” bg=”none”]美しいお味噌に感動[/chat]
さっそくその日の晩ご飯はお味噌汁。
自分で作ったお味噌は格別です。
毎年Oisixでは、1月~2月の期間限定で味噌作りKitを販売しています。
1年のうち、この時期にしか体験できない味噌づくり。
あなたも体験してみませんか?