この記事は、
- ゆうパケットプラスの特徴
- ゆうパケットプラスと宅急便コンパクトの比較
について、書いています。
私は、メルカリをよく使っています。
購入はもちろん、不用品を出品をしてちょっとした収入源にしています。
行動範囲に郵便局とローソンが多いため、基本的にゆうゆうメルカリ便で発送することが多いです。
着なくなった洋服や使わなくなった小物など、比較的小さなものをメインに出品しているので、ゆうパケットをメインの発送方法にしています。
ゆうパケットは、厚さ3cm・重さ1kgまで送ることができ、さらにゆうゆうメルカリ便だと、匿名での配送が可能。
場合によっては普通郵便よりも安く送ることができ、とても使い勝手がいいです。
けれど、ちょっとしたサイズオーバーのせいで、
「ゆうパケットで送れない…(´;ω;`)」
なんてことも。
ゆうゆうメルカリ便の場合、ゆうパケットの次に安い発送方法は、ゆうパックなので、いっきに配送料が500円以上はねあがってしまいます。
その際は、クロネコヤマトの宅急便コンパクト(らくらくメルカリ便)に変更して発送しています。
ゆうゆうメルカリ便には、宅急便コンパクトに該当するサイズの配送方法がないので、ずっと不便に感じていました。
ですから、2019年10月16日から新しく登場したゆうパケットプラスは、まさに私が必要としていたサービスなんです!
今回は、そんな待望の新サービス・ゆうパケットプラスについて、調べてみました。
また、ゆうパケットや、宅急便コンパクトとのちがいについても、まとめました。
[box04 title=”この記事に書かれていること”]
- ゆうパケットプラスの特徴
- ゆうパケットプラスのサイズ感
- ゆうパケットプラスと宅急便コンパクトの比較
- ゆうパケットプラスと宅急便コンパクト、どちらがお得?
[/box04]
ゆうパケットプラスとは、ゆうパケットとゆうパックの中間
ゆうパケットプラスは、2019年10月16日から新たにスタートした、ゆうゆうメルカリ便・独自のサービスです。
メルカリと郵便局が共同開発したものなので、メルカリでの発送でのみ使えます。
(メルカリ以外で、ゆうパケットプラスのサービスは使用できません)
ゆうゆうメルカリ便は、もともと、
- ゆうパケット
- ゆうパック
という、2種類の配送方法が存在します。
ゆうパケットは175円で送れるのに対して、ゆうパック60サイズはいきなり700円。
いっきに525円もはねあがってしまいます。
対して、クロネコヤマトのらくらくメルカリ便は、
- ネコポス
- 宅急便コンパクト
- 宅急便
の3種類。
多少サイズのちがいはありますが、おおむね
ゆうパケット:ネコポス
ゆうパック :宅急便
が、それぞれ類似したサービスです。
つまり、これまでゆうゆうメルカリ便には、クロネコヤマトの宅急便コンパクトに該当するサイズの配送サービスがなかったんです!
私の場合、自宅から便利な発送場所は郵便局とローソンなので、ずっと
「ゆうゆうメルカリ便にも、ゆうパケットとゆうパック60サイズの、中間の配送方法があればいいのにな…」
と思っていました。
(クロネコヤマトの発送ができるのは、ヤマト営業所か、セブンイレブン、ファミリーマートです)
今回新しくサービスを開始したゆうパケットプラスは、ゆうパケットとゆうパックの間を埋めてくれる新しい大きさです。
クロネコヤマトでいえば、ちょうど宅急便コンパクトが、同じくらいの大きさです。
まさに、私が必要としていたサイズ感!
ゆうパケットでは入らないけど、ゆうパック60サイズでは大きすぎる…そんなお悩みがついに解消します!
メルカリからのお知らせ 【新配送サービスのご紹介】ゆうゆうメルカリ便に「ゆうパケットプラス」が新登場!
発送方法は
通常のゆうゆうメルカリ便と同じです。
もちろん、匿名配送も可能。
メルカリの出品画面で、配送方法を「ゆうゆうメルカリ便」に設定すればOK!
発送手続きの際に、「ゆうパケットプラス」を選択して、郵便局のゆうプリタッチ(ローソンならLoppi)で、伝票を発券。
印刷された伝票を箱に貼って、郵便局の窓口(ローソンならレジ)に差し出せば、手続き完了!
伝票を書く手間が省けて楽です。
専用箱が必要
ゆうパケットプラスは、あらかじめ「ゆうパケットプラス専用の箱」を購入する必要があります。
※専用箱以外の入れ物では、発送することはできません。
[box02 title=”ゆうパケットプラスのサイズ”]
- 17cm×24cm※専用箱のサイズ
- 厚さ7cm
- 重さ2kg
[/box02]
専用箱には、一般的なサイズの500mlペットボトルが2本入ります。
ちなみに、ゆうパケットプラスは専用箱外寸の厚さは7cmですが、箱の内寸は6.7cmほどです。
つまり、箱にしっかり収まる6.7cm以内の品物を入れて送れる、ということになります。
ゆうパケットプラス専用箱の重さは、約100gでした。
送れる重さは2kgまでとなっていますが、専用箱の重さも入れて2kgなので、実際には1.9kgまでの品物を入れられることになります。
専用箱の価格は1枚65円。
郵便局かローソンで購入可能です。
この専用箱は、何度でも使いまわすことができます。
(クロネコヤマトの宅急便コンパクト専用箱は、再利用はできません)
もしも、メルカリでなにか品物を購入して、ゆうパケットプラスで送られてきたら、箱は大切に保管しておくべきです!
メルカリでモノが売れた時に、ゆうパケットプラスで発送する時は、箱の再利用で65円を節約することができます。
ただし、箱の「ゆうパケットプラス」のロゴや文字が消えている場合や、破損している場合などは、再利用できません。
[chat face=”hoho.png” name=”いそひよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]伝票をはがす時は、そっと丁寧に 笑[/chat]
[box05 title=”ゆうパケットプラス専用箱のまとめ”]
- ゆうパケットプラスには専用箱が必要
- 専用箱は破損するまで使いまわし可能
- 専用箱の価格は1枚65円
[/box05]
料金と配達
配送料は、375円。
専用箱は1枚65円なので、箱の費用まで含めると、
375円+65円=440円
になります。
ゆうパケットと同じく、配達はポスト投函です。
受け取りのサインは必要はありません。
ただし、ポストに入らなければ、手渡しでの受け取りになりますし、不在であれば持ち帰ってしまうことが多いです。
その際は不在連絡票がポストに入っているので、連絡して都合のよい日に配達してもらうことになります。
(宅配BOXがあれば、入れてくれるかもしれません)
\ゆうパケットプラスについて、郵便局の説明サイト/
www.post.japanpost.jp
ゆうパケットとゆうパケットプラスの比較
ゆうパケットと、ゆうパケットプラスの比較をしてみました。
ちがいは、以下の3点です。
- 専用箱が必要か不要か
- サイズ
- 料金
順に解説していきます。
専用箱が必要かどうか
ゆうパケットはサイズの規定を守れば、入れ物は封筒や箱などを自分で用意することができます。
私は、普段発送する際は、
薄めの品物はA4サイズの封筒
厚めの品物はゆうパケット対応の箱
を利用しています。
つまり、サイズさえ守れば、入れ物はなんでもOK。
↓私はこれを使ってますが、メルカリ専用の箱よりも安くて経済的↓
[itemlink post_id=”305″]
対して、ゆうパケットプラスは、専用箱が必須です。
※1枚65円(税込)
専用箱は、郵便局のほか、ローソンでも売られているので、手に入れやすいです。
(メルカリストアでも購入可能)
サイズ
[box01 title=”ゆうパケット”]
- 3辺合計が60cm以内※わかりづらいですが、A4サイズを基本に考えればいいです。
- 1番長い辺が34cm以内
- 厚さ3cm以内
- 重さ1kg以内
[/box01]
[box02 title=”ゆうパケットプラス”]
- 17cm×24cm※専用箱のサイズ
- 厚さ7cm
- 重さ2kg
[/box02]
ゆうパケットプラスは、ゆうパケットよりもやや小さめですが、厚さがプラス4cmもありますね。
料金の差
ゆうパケットは、175円。
ゆうパケットプラスは、375円。
ゆうパケットプラスの専用箱を購入した場合は、1枚65円なので、総額は440円になります。
ゆうパケットとゆうパケットプラスの差額は、200円(専用箱代を入れると265円)になります。
宅急便コンパクト(らくらくメルカリ便)との比較
ゆうパケットプラスは、クロネコヤマトの宅急便コンパクトの競合です。
サイズ | 厚さ | 料金 | 専用箱 | |
---|---|---|---|---|
宅急便コンパクト | 20cm×25cm | 5cm | 380円(箱70円) | 再利用不可 |
ゆうパケットプラス | 17cm×24cm | 7cm | 375円(箱65円) | 再利用可 |
専用箱のサイズ
上が宅急便コンパクト、下がゆうパケットプラスです。
[box01 title=”宅急便コンパクト”]
- 20cm×25cm
- 厚さ 5cm(ただし、箱の内寸は4.8cm)
[/box01]
[box02 title=”ゆうパケットプラス”]
- 17cm×24cm
- 厚さ 7cm(ただし、箱の内寸は6.7cm)
[/box02]
宅急便コンパクトに比べて、ゆうパケットプラスの方がサイズ自体は小さめです。
しかし、ゆうパケットプラスの方が約2cm厚いです。
重さ
[box01 title=”宅急便コンパクト”]制限なし![/box01]
[box02 title=”ゆうパケットプラス”]2kgまで[/box02]
ゆうパケットプラスは箱の重さが約100gなので、入れられる品物は実質1.9kgまでです。
このサイズで2kgを超える品物を送ることはそうそうないとは思いますが、宅急便コンパクトであれば重さを気にせず送れます。
料金
※どちらも一律です。
- 宅急便コンパクト 380円(専用箱70円)
- ゆうパケットプラス 375円(専用箱65円)
ゆうパケットプラスの方が5円安いです。
専用箱代も含めると、10円の差になります。
専用箱の再利用
宅急便コンパクトは、専用箱の再利用はできません。
1回使い切りです。
もったいないんですよね…。
この省エネのご時世に、使い捨てってどうなんでしょうか。
それにたいして、ゆうパケットプラスは再利用可能!
箱にプリントされている「ゆうパケットプラス」のロゴが破損汚損等で見えなくなるまでは、使いまわせます。
総合的にはゆうパケットプラスに軍配!
ゆうパケットプラスの方が、配送料金が5円安いです。
(専用箱代も含めると10円安い)
また、ゆうパケットプラスの方が約2cm厚く、かさばるものを送ることができます。
なんといっても、1番大きな差は、専用箱の使いまわしができること。
そのため、手元に古い専用箱がある場合はゆうパケットプラスの方がトータルで75円安く送れます。
ただし、ゆうパケットプラスの箱は宅急便コンパクトよりも小さく、重さの制限があります。
基本はゆうパケットプラスで送る。
- ・ゆうパケットプラスの箱に入らない場合
- ・2kgを超える品物を送る場合
以上の時には宅急便コンパクトを使う
と、いったかんじで使い分けをするとよさそうです。
また、宅急便コンパクト・ゆうパケットプラス、どちらでも送れる品物であれば、考えようによっては5円しか変わりません(専用箱を購入する場合は10円の差)。
郵便局やローソンが近くにない、セブンイレブンとファミリーマートの方が便利という方は、考えようによっては、宅急便コンパクトのほうがコスパがいいかもしれません。
ゆうパケットプラスのまとめ
- 専用箱の購入が必要(1枚65円)
- 専用箱の再利用ができる
- 6.7cm(専用箱の内寸)の厚さの品物まで送れる
- 宅急便コンパクトに比べると、配送料金は5円安い
送料が少し安くなる分、価格を抑えて出品できるので、購入者にとってもメリットがありそうです。
なによりも、専用箱が再利用できるのはとてもうれしいです。
[chat face=”hoho.png” name=”いそひよ” align=”left” border=”blue” bg=”none”]メルカリ限定にせず、一般の取り扱いも開始してほしいくらいです![/chat]