この記事は、
マグちゃんの消臭力をいろんな条件(柔軟剤ありなし・部屋干しなど)で検証した結果
について、書いています。
マグちゃんは、マグネシウムと水の化学反応を利用した、新しい洗濯用品です。
メッシュ素材の小袋にマグネシウムの粒が入っていて、家庭の水道水を弱アルカリイオン水に変化させます。
洗浄力・除菌力にすぐれ、消臭力にいたっては市販の洗剤の10倍もの効果を発揮します。
市販の洗剤とちがって界面活性剤が含まれていないため、赤ちゃんやお肌の弱い方にも最適な、オールマイティ洗剤です。
↓我が家で使用しているマグちゃん↓
洗濯の分別や部屋干しの臭い問題などに困っていた我が家にとっては、まさに救世主!
けれど、使い始めた当初は、本当に効果があるのか?疑っていました。
ちゃんと洗えているのか、目では見えません。
ただ一つだけ、なんの道具も必要なく、素人の私にも確認できる方法があるとすれば、それは嗅覚!
今回は実証編と銘打って、
- 外干しor部屋干し
- 雨天or晴天
- 部屋干しの場合、除湿器ありorなし
- 柔軟剤ありorなし
など、ベビーマグちゃんを実際にいろんな条件で使用して、その消臭効果(臭いを体感)を試してみました。
※使用感などは個人の感じ方によってちがいますので、参考程度になさってください。
↓マグちゃんの効果や使い方、メリットデメリットについて説明した記事はこちらから↓
我が家の洗濯事情
マグちゃんを使う前の、我が家の洗濯方法について
[box02 title=”洗濯の分類”]
- シャツや靴下など
- タオル類
- オシャレ着
- シーツ類
- 汚れもの
- デニムなど色落ちするもの
[/box02]
と、基本的には6つに分類して洗濯しています。
けれど、インドアな夫婦2人の生活では、汚れものなんてほとんどありませんし、最近はデニムも滅多に履きません。
④のシーツ類は1週間に1~2回の洗濯です。
そこで、普段は①~③に分類して洗濯することが多かったのです。
下着とタオルはわけて洗う派だったけど…
「下着とタオルを一緒に洗う・洗わない」論争は、「バスタオルを毎日交換するか・しないか」と同じく、いまだ終わりが見えません。
(ちなみに、我が家はバスタオルは1人1枚・毎日交換します)
専門家によれば、下着とタオルは一緒に洗っても特に問題はないそうです。
要するに気持ちの問題ということでしょうか。
我が家が下着とタオルを一緒に洗ってきたのは、衛生上の理由だけではありません。
①シャツ類と②タオル類で、それぞれ洗剤と洗濯コースを変える必要があったからです。
【下着・シャツ類】
下着とシャツ類は、
- 除菌と消臭ができる普通の合成洗剤(アッタクNeo)
- 通常コース
という条件で洗っていました。
夫が花粉症(スギ&ヒノキ)で、部屋干しをすることも多いため、除菌効果は必須です。
また、がんばってお仕事をしてくれている男性は、どうしても「働き盛り臭」が出てしまうので、消臭効果もはずせない機能でした。
【タオル】
タオルは
- 石鹸系の洗剤(arau)
- 柔らかコース
での洗濯です。
以前からタオルは、ゴワつきが気になっていました。
ゴワつきは、ドラム式のせい(叩き洗いのため、パイルのループがつぶれてしまう)です。
当初はアタックNeoで洗っていましたが、どうしても固く仕上がってしまいます。
また、それほど汚れるものではないので、arauという自然派の洗剤を使用することにしました。
(けれど、それでも納得のいく柔らかさではありません。)
つまり、下着類とタオル類で
- 洗剤
- 洗濯コース
を変える必要があったので、我が家では、タオルと下着類は、しかたなくわけて洗っていたのです。
洗濯の不満
上記のような理由で(しかたなく)毎日2回洗濯機を回していたのですが、悩みがすべて解決できたわけではありません。
少量なのにタオルと下着類を別に洗うため、水道代がかさむ
夫婦2人だと、洗濯物って少ないんです。
すべてを一度に洗っても、おそらく2~3kgほど。
さらに、居住している賃貸マンションは、貯水槽の管理費と銘打って、水道代をかなり上乗せされて徴収されているので、通常よりも水道代が高い(1.5倍)のです。
そのため、下着類とタオルをわけて毎日2回洗濯すると、水道代がとても高くついてしまいます。
1日おきの洗濯は、衛生上気になる
水道代を節約してタオルと下着類を1日おきに洗ってみたが、洗濯物をそのまま1日以上放置するのは衛生上、なんだか気になります。
洗濯カゴの中に湿ったタオルや、汗をかいた後の衣類を放置するのは、菌が繁殖しそうですし、臭いも気になります。
水道代を取るか、清潔を取るか…すごく悩みました。
全部一緒に洗える洗剤があればいいのに!
心からそう思いました。
そんな時に出会ったのが、マグちゃんです。
- 下着・シャツ類に求める洗浄力&消臭力
- タオルの柔らかさ
を両立できるのが、マグちゃんだったのです!
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いろんな条件で検証してみた
洗浄力や除菌力は市販の洗剤と変わらないとは言われていますが、本当に汚れや臭いがちゃんと落ちるのか、最初は疑心暗鬼でした。
小さな袋を一緒に入れて洗濯するだけで、汚れも臭いも落ちるというけれど、
「本当に???」
と疑いの目をむけていました。
以下の条件で、いろいろ試してみました。
- ドラム式洗濯機使用(東芝ザブーン)
- 季節は9月 (九州在住です)
- 洗濯コースは、柔らかコース
- 部屋干し・外干し
- 部屋干しの場合は、除湿器の使用あり・なし
- 柔軟剤あり・なし
といった条件を、いろいろ組み合わせて試しています。
下に進むにつれ、だんだん厳しい条件になります。
①柔軟剤なし・外干し(晴天)
[box04 title=”洗濯の条件”]
- 晴天(9月)
- 最高気温32℃
- 外の湿度64%
- 下着類とタオル同時洗濯
[/box04]
消臭効果はバツグン
かわいた洗濯物は、「働き盛り臭」はしっかり落ちて無臭でした。
いつも香り付きの洗剤と柔軟剤を使用していたため、においの全くついていない洗濯物は新鮮でした。
けれど、けっしてイヤなかんじはしません。
タオルの仕上がりは、市販の洗剤と同じ
においがないだけで、洗い上がりは市販の洗剤を使用した時と変わりませんでした。
気になるタオルの仕上がりは、市販洗剤時(柔軟剤使用)とほぼ同じでした。
柔軟剤を使用していない状態で、市販の洗剤+柔軟剤と同じ柔らかさだったので、柔軟剤を使用すればもっといい仕上がりになりそうです。
②柔軟剤あり・外干し
晴天
[box04 title=”洗濯の条件”]
- 気温29℃
- 外の湿度66%
- おしゃれ着・タオル(ソフトコースで別々にわけて洗濯)
[/box04]
タオルは、柔軟剤を使った方が柔らかく仕上がる
柔軟剤なしでもまったく問題なく洗濯できましたが、柔らかさという点においては柔軟剤ありにはかないません。
そして、お気に入りの香りに包まれた洗濯物は、やはりいいものです。
マグちゃんは柔軟剤なし洗濯を推奨していますが、我が家は仕上がり重視で柔軟剤を使うことにしました。
乾燥機を使用する方は、柔軟剤を使わなくても柔らかく仕上がるので、柔軟剤なしでもいいかもしれません。
市販の洗剤よりも、柔軟剤の柔らか効果が出る
驚いたのは、市販の洗剤+柔軟剤よりも、マグちゃん+柔軟剤の方が、柔らかく仕上がることです。
これも弱アルカリイオン水の効果なのでしょうか?
市販の洗剤の成分に、タオル類をかたくしてしまう原因があるのかもしれません。
おしゃれ着洗濯もマグちゃんで大丈夫
おしゃれ着は、エマールで洗った時と、素人目には仕上がりに差はありません。
ですので、マグちゃんはおしゃれ着洗いに使用しても大丈夫のようです。
ただ、エマールなどは着用ダメージを軽減してくれる作用もあります。
マグちゃんにはそういった効果はありません(たぶん)。
今後マグちゃんでおしゃれ着洗いをして、不満に感じることがあれば、エマールに戻るかもしれません。
③柔軟剤なし・部屋干し(晴天時)
[box04 title=”洗濯の条件”]
- 最高気温32℃
- 室内湿度48%
- 除湿機なし
[/box04]
日中外出したのですが、夕立ちがくることが多いため、晴れてはいましたが部屋干ししました。
比較的、湿度の低い秋らしい1日だったため、部屋干しといえどもいい条件です。
部屋干し臭はまったくなし
かわいた洗濯物も、無臭でした。
④柔軟剤なし・部屋干し・除湿器あり(雨天)
[box04 title=”洗濯の条件”]
- 室内湿度71%⇒48%
- 気温26℃
[/box04]
この日はあまりに湿度が高かったので、除湿器をつけてみました。
除湿器をつけると、生乾き臭はなし
除湿器をつけて4時間後に、洗濯物は完全に乾きました。
(除湿器をつけた後の、最終的な湿度は48%)
洗濯物はおろか、部屋の中にもまったく生乾き臭はしませんでした。
⑤柔軟剤あり・部屋干し(雨天)
[box04 title=”洗濯の条件”]
- 気温26℃
- 室内湿度62%
- 除湿器なし
[/box04]
半分かわいた状態では、やや生乾き臭アリ
半分かわいた状態のシャツ類・タオル類の匂いを確認してみました。
部屋の中は柔軟剤のいい匂いがしますが、バスタオルに関しては、顔を近づけるとやや生乾きの臭いがしました。
完全にかわいた状態では、柔軟剤の匂いだけ
完全にかわいてしまうと、シャツ類もバスタオルも、柔軟剤のいい香りだけが残っていました。
生乾き臭は、ほぼありません。
⑥柔軟剤なし・部屋干し(雨天)
[box04 title=”洗濯の条件”]
- 気温27℃
- 室内湿度60%
- 除湿器なし
[/box04]
1番試したかったのがこの条件です。
除湿器も柔軟剤も使用しない状態での、雨天部屋干し。
99%の除菌率をほこるその真価が発揮できるのは、まさにこういった環境でしょう。
いつものように除湿器を使いたいところでしたが、ぐっと我慢して、あえて除湿器なしで部屋干ししてみました。
半乾き状態では、タオル類はやや臭う
半分ぬれた状態のシャツ類を確かめてみましたが、まったく臭いは気になりませんでした。
ただし、バスタオルに関しては少しだけ生乾き臭がしました。
完全に乾いたら、臭いはあまりしなくなった
干して約7時間後には、完全にかわいていました。
シャツ類はやはり、まったく臭いがしません。
けれど、やはりバスタオルは、乾いた後もほんの少し生乾き臭を感じました。
ただし、市販の洗剤だったら香りがついているので、わからないだろうな、というレベルです。
市販の洗剤に香りがつているのは、いい匂いでごまかすためもあるかもしれませんね。
まとめ
[box05 title=”検証した結果”]
- 洗い上がりには特に不満なし
- 晴天時の外干しに関しては、柔軟剤ありなしに関係なく、消臭はできている
- 雨天の部屋干しは、タオル類にやや生乾き臭がある
- 雨の湿度が高い日でも、除湿器を使用すれば、柔軟剤なしでも問題なし
- 柔軟剤なしを推奨されているが、使用した方が仕上がりは柔らかい
- 市販の洗剤よりも、柔軟剤の効果が高く出る
[/box05]
洗浄力などは科学的に検証することはできないのですが、柔軟剤なしでも臭いが取れていることから、ちゃんと効果はあるのではないかと思います。
以上の結果を踏まえて、我が家では、
- タオル・下着類は、まとめて毎日一緒に洗濯する(3kg以内なので、ベビーマグちゃん1個で充分)
- 柔軟剤を使用する
- 雨天部屋干しは、除湿器を利用する
- タオルをできるだけ柔らかく仕上げるため、標準コースではなくソフトコースで洗濯
- おしゃれ着も、ベビーマグちゃんで洗濯する
という洗濯方法でまとまりました。
こうして、我が家のお洗濯の悩みは解消されました。
とてもいい物に出会えたと思います。
特に、赤ちゃんがいるご家庭には、ぜひおすすめしたいです。
今は使い始めてまだ6か月ほどなので、使用を継続して気づいたことがあれば、随時追記したいと思います。
今回は、9月だったので、洗濯をするには最悪のコンディションである梅雨の時期(九州の梅雨は6月上旬から7月中旬です)にも改めて検証したいと思います!
少量の我が家は、ベビーマグちゃんがぴったり!
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